スラッシュ株式会社は、関東ITソフトウェア健康保険組合に加盟しています。
それって何?
そうですね、私も弊社に入社する前は全国健康保険協会に入っている企業で働いていました。
その際はITに直接関連する企業ではなかったこともあり、正直「聞いたことがない」ものでした。
が、しかし。
関東ITを検索してみると、インターネット上に見られる評判の数々。
保険証で予約する施設があるだとか、健康増進のためのプログラムがいろいろあるとか。
転職・就職の際は、どんな会社でどんな仕事をするかはもちろん、気になる福利厚生やサポート面などの「働くことプラスアルファ」の要素ではありますが、最近では企業の推しポイントとして採用情報に記載されていたりしますね。
そんなに評判が良いのなら、一体何が良いのか気になるじゃないですか!
さて、その前にまず関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS)にはどんな企業が加盟しているのでしょうか?
- パッケージソフトウェアの利用技術・研究開発及び流通
- ソフトウェアプロダクト及び関連ソフトウェアの研究開発及び流通
- コンピュータ及び周辺機器の販売(レンタル・リースを含む)保守サービス
- コンピュータの利用による情報の提供
- 組合の設立事務所との間で、財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則(昭和38年大蔵省令第59号)第8条第3項(「親会社」、「子会社」)又は第連会社」)に 規定されている会社と同様な関係にある事業所。</li>
IT関連企業の中で上記のような業務を行っていることが第一条件となります。
現在のところ、加入している事業所は7,064社、被保険者数は476,846人(いずれも平成30年5月末時点)
うーん、正直よくわからない!
ちなみに、加入のメリットは会社からするとどんなところにあるのでしょうか
加入のメリット
会社側からの視点では「保険料が安くなる」という大きなメリットがあります。
協会けんぽの全国平均負担額は50.0/1000、被保険者が50.0/1000に対して42.5/1000
多くの場合は、全国健康保険協会(保険証が青いアレですね!)に加盟しているのではないでしょうか。
とは言うものの。
実際に会社で働く我々にとって気になることは「会社が関東ITソフトウェア健康保険組合に加盟しているって聞いたけど、なにが良いの?」という点。
これに尽きます。
それでは、この「関東ITソフトウェア健康保険組合」ってなにがいいの?
1)付加給付金の制度
以下のような場合、健康保険組合から給付金が出ます。
- 病気やケガをしたとき
- 立て替え払いをしたとき
- 在宅看護が必要なとき
- 高額な医療費がかかったとき
- 病気やケガで働けないとき
- 移送されたときの費用
- 出産したとき
- 亡くなられたとき
本人や家族が業務災害以外でケガや病気をしたとき、法定給付以外にも一部負担還付金がもらえることがあります。
女性の社員が出産のために休んだ場合、法定給付以外にも一時金が出ます!
また、家族(扶養に入っている奥様)が出産した時も対象なので、これは大きなメリットですね。
2)保養施設が充実!
ご存知ですか、保険証を提示すると1泊2食付きで5,000円で宿泊できる施設があることを・・・・!
箱根や湯沢、館山、軽井沢を始めとした関東方面、また南紀田辺や京都などの関西方面と色々な場所に保養施設があります。
どの施設もインターネットから予約が可能で、1人あたり1泊2食付きの5,000円(税別)が基本料金です。
「どうせ保養所なんて大したことないでしょう?」そう思いの方!
ぜひ関東ITのホームページをご覧頂きたいのです。
関東IT保険組合のホームページは:こちら
箱根は料理を更にグレードアップしたコースもありますが、それでも1人あたり3,000円のプラスでOK。
一万円以下でゆったり泊まって食事付き。
また、周辺施設がお得に利用できるのもいいですね!
例えば、箱根のユネッサンが通常4,100円のところ、この提携割引を利用すると大人1,200円に。
なんと通常料金の約70%OFFですから見逃せません。
人気の保養施設は宿泊予約が抽選の場合もあり、夏休みや長期休暇の前は2ヶ月前に抽選受付が開始されますので、予定を立てるなら早めに!が鉄則です。
ちなみに、
南紀田辺の保養施設は実際に利用してきましたので、こちらのレビューをご覧ください。東急ハーヴェストクラブの施設が利用できますよ!
追記:箱根の施設、トスラブ箱根ビオーレも利用してきました!レビューはこちら。
3)絶対参加したい!テーマパークがお得になる健保大会!
IT健保大会が東京ディズニーランド、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでそれぞれ開催されました。
キャンペーン価格よりずっとお得にディズニーかUSJが楽しめちゃう!
アトラクションやショーを楽しみながら、しっかり歩いて健康になりましょうね!というイベントです。
健保大会についてはお知らせメールが届いてから抽選申し込みを行うのですが、こちらも実際に参加してきましたのでこちらの記事で詳しくご紹介したいと思います。
また、健保大会の他にも定期的に野球やサッカー大会、ハイキングの実施など運動を取り入れられるイベントも多く開催されています。
会社や部署でフットサルチームを作ったり、野球チームを結成して参加してみるのも面白そうですね。
社会人になってから運動をする機会もすっかり減ってしまう人が多い中、こういった取り組みがあると同じ業界内ですし、
知り合いの企業さんがいるから「ちょっと参加してみようかな」ということもあるかもしれません。
4)旅行パックでお得に旅行
なんと、旅行パックを申し込むと1回につき上限10,000円の補助が出ます。
沖縄だって海外ツアーだって対象です。
年度内の旅行2回までが対象、基本の旅行代金が20,000円以下の場合は半額補助となるとのこと。
ただ、ここは「関東」らしく関東方面からの発着が対象の様子。
関西からの発着もあれば良いのにと期待してしまう今日このごろです。
5)スポーツジム、スポーツ施設もお得に利用!
コナミスポーツ、セントラルスポーツの都度利用が法人料金で利用できるお得なプランがあります。
全国各地で利用可能なので、出張先でのリフレッシュや自宅近くなど好きな店舗を選んで利用できるのが嬉しいポイントです。
定期的に体を動かしていると肩こりが軽減されたんです!
1日PCモニターとにらめっこをしているとどうしても凝り固まってしまいますし、なかなか運動もできないものです。
こうした割引を活用して、たまにはジムにでも行ってみるか!と都度利用ができると便利ですね。
6)お寿司だって!レストランだって!
赤坂の寿司「鮨一新」、ご存知ですか?
ミシュラン2つ星を獲得した「銀座 鮨かねさか」の系列店のお寿司屋さんです。
実は、関東ITではそのお寿司がなんと握りコースで1,080円から楽しめるとあってとても人気。
赤坂の健保会館にお店があり、3ヶ月前から予約が始まります。
しかしさすがは人気のお店。狙った日をすぐ予約するか空いている日を教えてもらわないと入り込めないお寿司屋さんです。
また、同じ健保会館の建物内にある和食レストラン「木都里亭」は季節のバイキングが3,160円・・・・
冬場限定で開催されるふぐコースを予約したかったのですが、
予定の2ヶ月前に電話をしても既にいっぱいとのことで、どうにも予約がとれず・・・いつか!!と狙っています。
そして、バー「ブロッサム」はまさかの居酒屋価格で本格カクテルやお酒が楽しめる空間。
しかしここは予約を受け付けていないお店なので、空いていることを願うしか・・・
他にもイタリアンや中華レストランもありますので、ランチやディナータイムに活用できます。
それぞれ被保険者、被扶養者の価格とその他の同伴者料金が異なるので注意です。
7)歯科検診
健康診断はありますが、歯科検診を受け付けているのもちょっと珍しいのではと思ったりします。
被保険者と16歳以上の被扶養者が対象とのことで、年度内に1回無料で歯科健診を受けることができます。
定期的に歯科医院に行かなければ、と思いはするのですがついつい忘れてしまったり後回しにしてしまいがち。
しかし、日本人の多くが歯周病を持っていると言われており口腔内のケアはとても大切なことです。
きれいな歯や口腔内を保つために、チェックしたいですね。
8)インフルエンザ予防接種費用補助
インフルエンザの予防接種費用に対し補助(2,000円)が出ます。
年度内に1回、申込期間は通常9月からとなっておりインフルエンザの流行前に予防接種を受けることができます。
風邪に気をつけていてもかかりやすい方、お子様がいらっしゃる方など予防接種の時期には混み合いますので早めの受診・予約がオススメです。
実施医療機関はホームページで確認することができ、補助利用券も専用ページから発行することができます。
9)常備薬を特別価格で購入
日常の医薬品などを特別価格で購入することができます。
まとめ買いや、会社の常備薬として購入する際などは便利ですよね!
定期的に送られてくる保険の雑誌「TOCOTOCO」はご存知でしょうか?
冊子の中にも常備薬の紹介ページがありますが、トコトコの最後のページ書かれた専用パスワードを入力してサイトにアクセスするとそのまま注文ができます。
通常のサプリメントや胃腸薬、頭痛薬などの常備薬の他にも、ピロリ菌や腸内環境検査などの郵送検診キットも取り扱っていますので、手軽に検査が受けられます。
また、常備薬の他にもWEBから出来る保険のコーナーなどもあり、自転車保険や旅行保険なども取り扱っているので一度見ておくと役立ちそうですね。
10)健康相談窓口と各種健康プログラム
健康を維持するために、日頃から気をつけましょうとは言いますがなかなか上手くいかないのがお約束。
そこで、関東ITでは39歳以下の方向けに生活習慣病予防プログラムが用意されています。
健康に不安がある、健康診断で引っかかったなどリスクの高い方向けではありますが、将来の病気の予防を目的に3ヶ月間の特別運動プログラムです。
週に1回、スポーツクラブでのトレーニングを通して健康に気をつけようというもので、自己流のトレーニングではなく指導が受けられるため継続しやすいのではないでしょうか。
他にも、糖尿病教育プログラムや健康診断で引っかかるほどでは無いけれど・・・という方向けのダイエットプログラムなども用意されています。
日々運動!とはなかなかいかなくなるものですから、上手く利用して体を動かす週間を身につけたいですね。
まとめ
さて、ここまで関東IT健康保険組合って何が良いの?をテーマに10個ピックアップしました。
病院に行くときにしか使わない健康保険証を活用して、様々なことができることが分かりますね!
毎月支払っている保険料がどのようなことに活かされていて、加入している組合はどんな手続きやオプションがあるのかを調べてみるのも面白いかと思います。
せっかく加入しているのだから、活かせるところは活用したい!
というわけで、健康に気をつけながら美味しいお店の予約を取りたいと思います。