弊社は関東ITソフトウェア健康保険組合に加盟しております。
これはコンピュータ、ソフトウェアの利用技術・研究開発や流通、情報の提供などを行っている企業が加盟できる健康保険で、様々なメリットがあるとインターネット上で噂になっています。
加盟しているのなら、どんなことができるのか知りたい!活用したい! ・・・ということで前回は、USJを1人3,000円で利用できる健保大会に参加した様子をレビューしました。
今回は第2弾! 「保険証を活用すると、1泊2食付き5,000円で保養施設を利用できるらしい!」との話を確かめるべく、実際に関東ITの制度を活用し和歌山県南田辺の保養施設を利用してきました。
まずは、保養施設の申込み手続きを行います。
申し込み手続きについて
- インターネットの空室確認より空き照会
- 旅行予定日を確認、申込み
- 宿泊者の詳細情報を登録
- 利用規約の確認
- 当日は保険証を提示すること
メールとウェブ上での手続きのみで申込みが完了しました。
1つ手続きすると、次に必要な手続きの案内がメールで届くためスムーズに進みます。
保養施設は通年で利用できるものと、季節限定のものがあるとのこと。 予約状況や夏休み、ゴールデンウィークなど予約が込み合う時期に実施される抽選申し込みはWEBより申請できます。また、利用の2ヶ月前から申し込みができるとのことなので、予定が決まれば早めの手続きをおすすめします。
今回利用した南紀田辺の他にも、人気のある箱根のヴィラや京都、軽井沢など様々な場所の施設が利用できるので旅行先に合わせて選ぶもよし、宿泊場所に合わせて観光プランを立てるのも良いのではないでしょうか。
しかも基本料金が格安。
大人1名の基本料金は1泊2食付きで5,000円(税別です。
子供料金は2,700円(税別)で、特にシーズン料金などはなくお料理のプランなどによって変わる場合もある、くらいのもの。
また、上記の金額は被保険者もしくは被扶養者の料金となっており、非加入の方も一緒に行くことはできますがその場合は10,000円(税別)となります。
出発!
さて、無事に手続きを完了したら出発しましょう。
いざ!!1泊2日の南紀白浜の旅、スタートです。
南紀白浜といえば・・・温泉とアドベンチャーワールドでしょうか。
目的地をひとまずそこにします。
宿泊地:南田辺
ホテル:東急ハーヴェストクラブ南紀田辺
1泊2食付きで5,000円の事前情報を得ていたため、一体どんなところに泊まるのだろうと思っていましたが、会員制リゾートホテルである東急ハーヴェストクラブの施設を利用できるようです。
リゾート会員権といえば、エクシブやダイワロイヤル、ワールドタイムシェアリングシステムなどに代表されるような会員権を購入し、日本や場合によっては海外の各地にあるリゾート施設をお得な価格で利用できるアレではないですか!
リゾート会員権を持った人は身近にいませんし、なによりそんなところに宿泊するチャンスもあまりないので、期待値も上がります。
ホテルの施設について
1F:ラウンジ、売店、ゲームセンター、ジム、プール、ランドリーコーナー プールは別料金ですが、室内に1つと外に1つありました。
また、エステルームもありますので旅の疲れを癒やしたい時にオススメ。
1Fの奥にある広めの売店では、和歌山らしく梅干しやみかんを使ったお土産や、特産品の炭などが沢山置いてありました。
売り子さんがなぜか梅干しの被り物をしていたインパクトが強くて・・・あと、トルコの雑貨も置いてありました。
こちらは和歌山県串本町がトルコのメルシン市と姉妹都市提携をしている関連かもしれませんね。
南紀田辺から少し足を伸ばしたところにある串本町にはトルコ記念館もありますよ!
お部屋について
部屋はツインで広々とした作りで、大浴場もありますがお部屋の中にもバスルームがありました。
バス・トイレ別、また独立洗面台もあります。
脱衣所スペースが確保されているので普段と変わらない使い勝手で利用できます。
イメージは投資系の単身分譲マンションといったところでしょうか。
なんとなく、ホテルというよりはリゾートマンションといった方がしっくり来るような気もします。
また、ベランダに出るまでのスペースに置かれたソファベッドが大きくて転がったままうたた寝もできる大きさ。
ベランダは全ての部屋が海に面しているそうで、広々として遮るものが無いのでとても見晴らしが良いです。
その他にもオール和室のお部屋、洋室と和室の組み合わさったタイプのお部屋とパターンはいくつかあるようで、どのタイプのお部屋になるかは指定できないとのこと。
とはいえ、十分な広さが確保されているのでゆったりと過ごすことができると思います。
食事について
土曜日だったため、夕食、朝食共にバイキング形式でした。
食事は土曜日・特定日開催のバイキング、その他の時期は和洋食のメニューがあるようです。
また、宿泊代金にはもちろん飲み物代は含まれていないので、食事のときにアルコールを注文する場合は別料金です。 それほど高い料金ではありませんでしたが、飲み物メニューは少々少なめだったような気がします。
※ソフトドリンクはバイキングの中にありました。
駐車場もしくはJRでの移動
駐車場は無料で利用できました。
正面に自走式の立体駐車場があり、かなりの台数が収容可能のようです。
また、関東ITの保養施設に宿泊する場合、JTBの窓口でJRの乗車券を購入する際に専用の用紙を提出すると運賃が2割引になる制度があります!
これは見逃せません!公共交通機関を利用の際は忘れずにチェックしておきましょう。
支払いつについて
現地での支払いとなり、カードと現金での支払いが選べますが今回は2名での利用で10,800円(食事込)のため現金でお支払い。
1泊2食付きでこのお値段は格安ではないでしょうか。
早朝に出発し、日中はアドベンチャーワールドを満喫。
テーマーパークと変わらない入場料金になっていて驚きました。
前はもう少し安かったような・・・ ですが、1日かけて歩き回り、草食動物のエリアは徒歩でも入っていけるのでキリンやサイがすぐ目の前に。
そして隣接する肉食動物エリアの端っこで「こんなに細い柵しかないのに!?」と思いながら、フェンス越しのチーターを眺めます。
間近で見る動物たちとのんびりした時間、広大な敷地に大満足。
他の施設では近くの美術館やロープウェイなどの施設が割引で利用できるメリットもあるとのことで、次はどこに行こうか計画するのが楽しみになりそうです。
病院に行く時だけでなく、保険証を活用してUSJを利用したり保養施設に宿泊したりとメリット盛り沢山の関東ITソフトウェア健康保険組合。
まだまだ奥は深そうです。